アスベスト調査

アスベスト調査について

設計図書の精査(1次スクリーニング)や、現場での目視調査(2次スクリーニング)を実施し、アスベスト含有の可能性がある箇所を調査します。

解体・改修予定の方、アスベスト調査をしたいけど何から手をつけていいのか分からない方、とにかくアスベストが有るか無いかを知りたい方に、お勧めの調査方法です。

調査の流れ

  • 第1次スクリーニング【設計図等による確認】
    第1次スクリーニング【設計図等による確認】
    建築や改修当時の材料・工法が記載された設計図書や施工記録を精査して、アスベスト含有の有無を把握します。
    (設計図書がなくても調査できます)
  • 第2次スクリーニング【現場での目視による確認】
    第2次スクリーニング【現場での目視による確認】
    実際の現場に伺い、第1次スクリーニングの結果アスベスト含有が疑われた箇所を中心に建材を調査します。
  • 分析
    採取・分析
    第2次スクリーニングの結果を元に、アスベスト含有が疑われた箇所の採取・分析を行う。(採取・分析を実施した場合は、採取・分析費がかかります。)
  • 報告書到着
    報告書作成
    報告書作成し、ご指定の住所に送付します。
  • 料金お振込み
    お支払い
    報告書の到着から2週間以内に、銀行振り込みにてお支払いください。

ご自分で調査を行いたい方へ

検査会社に依頼をしなくても、アスベスト調査はご自身で実施していただけます。

ご自身で実施する場合には、多少複雑な処理と理解が必要となりますが、下記を参考にして行ってください。

【1】第1次スクリーニング

  1. できる限り設計図書を集めます。
  2. 仕上げ表・矩計図を確認してアスベスト含有が疑われるアスベスト建材を拾い出します。
  3. その他の設計図書も確認し、見逃しが無いよう探します。
    (外壁・屋上防水なども確認します)

以下の資料を参考にしてください。

【2】第2次スクリーニング

  1. 1次スクリーニングで作成した資料を参考にして、現地調査を行います。設計図書と現地の建材は異なることが多いので、必ず現地確認を行ってください。
  2. アスベスト調査報告書を使用して建材名を記入していきます。
    (以下のリンクをクリックするとダウンロードされます)

〇石膏ボードとケイカル板の判断

  1. 画びょう等針状のもので刺してみる。刺されば石膏ボード、刺さらない又は非常に刺さりにくいのはケイカル板です。
  2. 叩いてみると音が異なります。
  3. ボードの裏を見てみる。製造メーカー・型番などが記載されていることがあります。
  4. 石膏ボードは建物のあらゆるところにありますが、水に弱いです。水に濡れそうな所や、耐火性能が必要な所はケイカル板のことが多いです。(ケイカル板施工例)軒天、ひさし、トイレ天井、厨房天井、階段室最上階天井など

〇石膏ボード

天井や壁に多く使われています。基本的に天井・壁は石膏ボードです。表面に紙が貼ってあり、中は白い粉(石膏)が固められています。(古いボードの中身は、薄い黄土色やピンク色の物もあります。)

  • 裏面に認定番号がプリントしてあるボードがあります。この番号を確認することでアスベスト含有の有無が分かります。認定番号の確認はこちらです。

  • 和室の天井には、杉柾プリント柄のボードもあります。

  • パーティション内部にボードが入っていることがあります。

  • 〇けい酸カルシウム板(ケイカル板)1種

    • 耐火を必要とする天井や壁に使用されています。(軒天、ひさし、トイレ、厨房、階段室、玄関、ベランダ隔壁など)厚みは4mm~10mm程度です。

    • 表面に紙は無く、硬いです。マイナスドライバーなど尖ったもので押すと、石膏ボードとの違いは、すぐ分かります。まれに柔らかいものがありますので注意が必要です。

    〇けい酸カルシウム板(ケイカル板)2種

    鉄骨の柱・梁の周り、工場の高温配管周り、配管・配線貫通部などに使われています。厚みがあり軽いです。
    (12mm~70mm)
    通常は室内で使用されますが、工場では屋外で使用することがありますので、配管周りは必ず確認して下さい。

    〇岩綿吸音板

    強度が弱いため、下地に石膏ボード等が使われて2枚貼りになっていることが多いです。マイナスドライバー等で押すと簡単に穴が開き、層状になっています。

    〇ソフト巾木

    巾木自体にアスベストが含有しているものは、ほぼ現存していません。しかし、接着剤にアスベストが含有されていることがあります。

    〇Pタイル

    Pタイル自体にアスベスト含有している場合と、接着剤にアスベストが入っている場合がありますので、試料採取に注意が必要です。

    〇バーミキュライト(ヒル石)

    階段裏に使われている場合や、公共住宅の天井に使われていることが多いです。リフォームされて2重3重に塗装された下から出てくることもあります。

    〇スレートボード(波型スレートボード、大平板、フレキシブルボードなど)

    新しいもの以外は、アスベスト含有の可能性が高いです。少量であれば検査費用がもったいないので、みなし有にしてよいと思います。

    〇じゅらく壁

    和室の壁仕上に使われます。じゅらく塗に注意が必要です。

    〇プラスター塗

    古い住宅の壁に使用されています。

    〇塗床(ぬりゆか)

    給食室や工場の床などに使われます。

    〇アスファルト防水

    屋上のコンクリートを10cm程度コア抜きすると出てきます。表面に施工されていることも多いです。

    〇煙突断熱材、エルボ保温材、配管フランジパッキン、ダクトパッキン、ボイラー保温材、キャンバス継手、ボイラーパッキンなど

    • 【煙突断熱材】

    • 【エルボ保温材】

    • 【配管フランジパッキン】

    • 【ダクトパッキン】

    • 【ボイラー保温材】

    • 【キャンバス継手】

    • 【ボイラーパッキン】

    機械設備に付帯するものも見逃さないでください。煙突断熱材は、煙突の一番内側にあることが多いですが、内部と外部の筒の間に施工されている場合もよくありますので見逃さないでください。煙突は屋上部分及び機械部分が金属であっても躯体を通過している場合、躯体部分のみ断熱材がある場合があります。面倒でも必ずご確認ください。

    〇その他建材も注意が必要なものが多々あります。慎重に調査してください。

    【3】試料採取・分析

    アスベスト含有の可能性があるもので分析の必要があるサンプルの採取

    1. ロックウール吹付け材などレベル1の建材があった場合は、採取・分析してください。
    2. 煙突断熱材や、スレート材など目視でアスベスト含有がわかるものは分析せずにみなしでアスベスト含有としてよいと思われます。
    3. 分析費用が処分費用より高くなる場合、みなしでアスベスト含有にした方が解体のトータルコストを抑えることが出来ます。
    4. 解体工事前の調査の場合、石膏ボード、岩綿吸音板、長尺塩ビシートなど施工されている量が多く、アスベスト含有の可能性が低いものは分析した方がよいと思われます。アスベストが含まれていない場合、処分費用を抑えることが出来ます。
    5. 外壁塗材、外壁材、屋上防水なども忘れずに調査してください。

    【4】報告書作成

    1. アスベスト調査報告書
    2. 天井・壁・床・その他建材を撮影した写真
    3. 写真を撮影した箇所、調査した箇所を記した図面
    4. 分析結果報告書

    を作成して、まとめて下さい。

    弊社でもアスベスト調査・含有分析を受託しております。

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