アスベスト除去の流れ
アスベスト除去前の吹き付け材
1.作業計画書提出、及び濃度測定
作業計画書を公的機関に提出し、許可を取ります。 (※労働基準監督署及び都道府県知事に、工事着工14日前までに申請)
2.プラスティックシートを被せて飛散防止対策
床にシート(厚み0.15mm以上2枚重ね)を被せます。
壁にもシート(厚み0.08mm以上1枚)を被せます。
3.セキュリティーゾーンの組立、機材の設置
隔離したセキュリティーゾーンは、常に外界よりも低い気圧に保ちます。高性能フィルター(HEPAフィルター)を採用した負圧除じん装置を設置し、作業場所の換気を行います。
セキュリティーゾーンを組み立てます。
負圧除じん装置を設置し、作業空間の換気を行います。
4.アスベスト除去作業
粉じん飛散抑制剤を、 吹き付け材全体に塗布して、アスベストの飛散を防止します
アスベストを除去していきます。
作業中のアスベスト濃度を測定します。
除去したアスベストを、専用の袋に入れて密閉します。
5.飛散防止処理剤の吹き付け
残存アスベストの再飛散を防止するために、除去した箇所へ飛散抑制剤を吹き付けます。
除去作業中に付着した粉じんの再飛散を防ぐために、シートにも飛散抑制剤を吹き付けます。
除去作業後のアスベスト濃度を測定します。
6.片付け
シートを撤去します。
袋詰めしたアスベストと使用したシートを、セキュリティーゾーンで2重に袋詰めします。その後、区域外に搬出します。
作業終了後、清掃を行います。
7.廃棄物の処理
8.復旧工事
断熱・耐火・吸音などの目的に合った材料の選定を行い、復旧工事をいたします。
9.報告書作成
各工程写真等より報告書を作成します
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